色素性母斑治療記録

娘の先天性色素性母斑(生まれつきの黒アザ)、治療記録です。レーザーを5回、分割切除手術を3回受けて、現在、赤い1本線です。娘が生まれた時から、たくさんのブログを読ませていただき、とても励まされました。このブログも、どなたかのご参考になれば幸いです。

夫との意見のすり合わせ

 自宅から片道6時間

(実家から片道3時間)

 

月一回、レーザー治療に通う

と決めたものの

レーザー当日と

3日後と7日後に経過観察の通院が必須

 

 

生後3ヵ月で治療を開始しましたが

こんなに小さなうちから

 

何度も長距離移動をして

良いものか…

 

正直、悩みました。

 

 

特に夫は

娘のアザ治療については

”私(母親)の意思を尊重する”

といったスタンスでした。

 

アザのことで、生まれたその日の夜から

不安で不安で

色々と調べたのも私、

 

病院について夫に

「ここはどう?」「こっちはどう?」

と尋ねるのも私。

論文を検索してプリントアウトするのも私…

 

あまり積極的に調べない、動かない夫の姿勢に

苛立ちを覚えたこともありました。

 

夫は、

娘は女の子だから、

女の気持ちに共感できるのは妻だろう

という意見で

 

0歳のうちから

何度もレーザーを受けたり、

そのために長距離移動をしたり、

もしもレーザーが効かなければ手術を受けたり、

・・・となることが

娘にとって負担なのではないか

という心配を、常にしているようでした。

 

 

ただ、医療職の義母(夫の母)は

いつも私が調べた事を真剣に聞いて、

共に治療について考えてくださいました。

 

そのことがきっかけで

早期治療のメリット、デメリットについて

夫と冷静に話し合えるようになりました。

 

お義母さんには、感謝しても

しきれません。

 

 

次第に

夫も、私がプリントアウトした論文や

病院のHP等にも真剣に目を通すようになり

 

最初に何軒か通った病院へは

平日だから、遠いから

と休みをとってくれず

私と娘だけで行きましたが

 

病院探し(前編) 

 

病院探し(後編)

 

 

最終的に通院を決めた遠方の病院には

夫も平日休みを2日とり、

一緒に行きました。

 

そして、

二人で先生の治療方針を聞いて

夫婦共に納得した上で

治療を開始することができました。

 

 

 (補足
 当ブログは、
 過去のことを振り返って書いています。
 現在、娘は8歳。
 レーザーを5回、
 分割切除手術を3回受けて
 治療は一区切りとなりました)