色素性母斑治療記録

娘の先天性色素性母斑(生まれつきの黒アザ)、治療記録です。レーザーを5回、分割切除手術を3回受けて、現在、赤い1本線です。娘が生まれた時から、たくさんのブログを読ませていただき、とても励まされました。このブログも、どなたかのご参考になれば幸いです。

紫外線防止テープ・日焼け止め

ブログの更新が滞ってしまいましたこと

お詫び申し上げます。

 

 

 

娘は現在8歳となり、

毎朝、アザの痕に日焼け止めクリームを自分で塗りつつ

通学しています。

 

日焼け止めクリームは

担任の先生と保健の先生に事情をお伝えした上で

連絡帳に常に入れてあり

体育や、今後のプール学習の際など

自分で塗り直すことになっています。

 

私の本心としては

せめて夏場だけでも

日焼け止めテープを貼ってほしい気持ちもあったのですが

 

(主治医からはクリームで充分と言われたのですが

 手術痕は色素沈着しやすいと見聞きしたため

 念には念を入れたくて…)

 

テープは痒いと本人が嫌がったため

今年の夏は

日焼け止めクリームを

毎朝+日中こまめに塗り直す

ということで、試してみることにしました。

 

 

 

娘は

0歳3ヵ月(治療スタート時)から

形成外科通院が一段落した5歳9ヵ月まで

365日、紫外線防止テープを

アザ周辺に貼っていました。

 

範囲も広くないため

もうすっかり慣れていたものと思っていましたが

実は痒くて辛かったと

最近になって、娘の気持ちを知りました。

 

それでも、治療のため

常にテープを貼らなければならない

お子さんもいらっしゃることと思います。

 

 

・・・この話を書かせていただいたのは

あくまでも、我々親子のやりとりの例として

ご紹介させていただくという目的です。

 

ご不快になられる方がいらっしゃいましたら

申し訳ございません…

 

 

0歳から5歳まで

テープを貼っていた間


娘の場合、2歳頃からは

貼るのを嫌がったことがあまりなく


※乳児~しゃべりはじめるまでは、 

  寝ながらこすって取ったり

  レーザー後の朝晩2回の貼り替えに

  ギャン泣きしたりしましたが


「アザのために貼る」と理解してからは

拒否されたことがありませんでした。

 

そのため、てっきり

娘にとって

もう何の違和感もないのだと

私は考えていました。

 

しかし、8歳になった娘いわく

「おかあさんがテープをとったら怒ると思ったから、ずっと貼っていた。でも本当は痒くて嫌だった。」

という衝撃の事実が判明しまして…

 

 

アザについて肯定的に捉えよう、捉えよう

と努めてきたつもりでした。

「このテープは貼るといいことがあるよ☆」

と説明したりして、

貼らないからと怒ったことは

・・・なかった、と思うのですが…(たぶん)

 

「悪化させたくない」という

私の気合というか気迫というか

そういったものを娘は肌で感じていたのだと知り

 

 

「テープ貼るの、どう?嫌じゃない?」

と一度も、私は娘に聞かなかったことを

反省しました。

 

前向きに、そのことばかり意識してしまって

治療に関すること全て

「辛くない?」「嫌じゃない?」と

聞いたことが、なかったのです。

 

・・・とても難しいですが

極端なマイナスでも極端なプラスでもなく

ニュートラルに

「テープを毎日貼っているけど、どう?」

と聞けたら良かったのかな、と

もしも過去の自分に出会えたら

言いたい気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

当ブログについてです。

 

娘のアザや喘息のこととは関係なく

私の健康上の理由でブログの更新が

止まってしまっていましたが

現在は、かなり回復しました。

 

これからまた

すみません更新頻度は少ないかもしれませんが

治療の記録を残していかれたら、と

思っています。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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生後3日

(今から8年前)

 

 

 

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(今から1年前)

 

(補足
 当ブログは、
 過去のことを振り返って書いています。
 現在、娘は8歳。
 レーザーを5回、
 分割切除手術を3回受けて
 治療は一区切りとなりました)